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2020.04.10
キッチンリフォームのタイミング
新しく設置したキッチン本体の耐用年数は、使用頻度やお手入れの頻度によっても変わりますが、一般的には新築後10~25年が目安だと言われています!
キッチンの本体の寿命というよりも、ガスコンロや水栓などのキッチン周辺機器の故障というケースが多く見受けられるのです。
今回は、キッチンリフォームのタイミングについてご紹介します。
リフォームのきっかけとなる理由
設備の劣化・故障や老朽化による破損
雨漏りや壁のヒビ、お風呂・トイレの故障などは生活に直結するので、待ったなしに行わなければいけないリフォームとなります。
キッチンの設備機器に不具合や明らかな劣化を感じる場合もリフォームを検討しましょう。設備の劣化が目立ったり、不具合が発生したりし始めた場合、他の場所でも近いうちに故障や不具合が発生する可能性があるので注意しましょう。
他には、排水のつまりやコンロからの異音などが挙げられます。排水口が詰まりやコンロの異音、水漏れなどの場合、衛生面を考えても後に大きな事故につながるかもしれないことを考えても、使い続けることはあまりおすすめできません!
現状への不満やグレードアップの希望
現在のキッチンが使い勝手が悪い、お風呂やトイレが旧式で使いにくいなどの理由から、今よりもっと良いものにしたいという思いもリフォームを考えるきっかけになりますよ。
キッチンの使いにくさを実感
調理導線の不便さを常に感じるようになったり、引き出しや戸棚の使いにくさを常に感じるようになったりした場合、キッチンリフォームのタイミングかもしれません!
キッチンは毎日使う場所なので、不便さや使いづらさを日常的に感じていると、毎日の調理が苦痛になってしまいますよね。家庭内で調理をする人が決まっているのであれば、その人にあった高さや広さにしておくことで、キッチンは数段使いやすくなりますよ。
また、壁に向かって付いていたキッチンを対面型やアイランド型のキッチンにリフォームすることによって、今までとは違った開放感やデザインの室内を楽しむことができるのでおすすめです。最近のシステムキッチンであれば、シンク内に段差が無く汚れがたまりにくい作りであったり、ゴミを排水口に流したとしても処理をしてくれる作りであったり、ととても機能が高くなっているのです。
また、昔に比べて設備の品質や、家事動線を考えたつくりなど、より生活に基づいた設計が活かされているので使い勝手は格段に向上しています!
キッチンの設備の耐用年数
■ガスコンロ
耐用年数…約10~15年
ガスコンロの火が付かない、火力が変わらない、付いてもすぐに火が消えてしまう、異音、などが交換の目安
■レンジフード
耐用年数…約10年
フード周りの壁や天井の汚れ、異音、不必要な振動、ファンの回転の異常、などが交換の目安
■水栓
耐用年数…約10年
蛇口からの水漏れ、蛇口からの異音、水栓レバーの異常(スムーズに動かなくなった、重くなった)などが交換の目安
■排水管
耐用年数…約10年
流れの悪さ、異臭、水漏れの発生、などが交換の目安
これらの症状が見られるのであれば、キッチンリフォームのタイミングとなります。また、目に見える劣化以外の場所でも、 劣化、老朽化が進んでいることも十分考えられるので年数はある程度の目安にし、こまめにメンテナンスやシステムの確認は行いましょう。
今回は、キッチンリフォームのタイミングについてご紹介しました。
機器設備の劣化や家事動線の改善、作業効率向上などを考えたタイミングで行うと良いでしょう。また、それだけではなく家族構成の変化や、生活スタイルの変化など、人生の中における暮らしの変化が出てきたタイミングでもリフォームの検討を考えるのがおすすめです。