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2020.09.25
理想の間取りを実現するためのポイント

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家づくりで多くの方が頭を悩ませるのが間取りではないでしょうか。

何となくイメージはあっても、実際にどう形にしていけば良いのか分からず困っているという方も少なくありません。

住み始めてから後悔しないように、今回は理想の間取りを実現するためのポイントについてご紹介します。

どのように過ごしたいか要望をまとめる

家族によって家での過ごし方は様々です。

空間ごとにどのように過ごしたいかをイメージして、要望を書き出してみてください。

大切なのは要望に優先順位をつけることです。

プランニングでは、家に長時間いる方の意見を優先するのが成功の鍵です。

同様に、使用する時間が短い空間の優先順位は低くなるでしょう! 

優先順位を明確にして、設計士にスクラップやイラストなどで具体的に要望を伝えることで、

自分達のイメージに沿った、家族みんなが暮らしやすい間取りができますよ。

 

地形、周辺環境に合わせた間取りにする

間取りは土地の形状や周辺環境をふまえて考えるのが鉄則となります。

方角や道路の位置、隣家との接し方、自然環境などに合わせて、日当たりや風通しを確保し、

道路や隣家からの視線を気にせず、かつ家の中からの眺めを楽しめるような家にしたいものですよね。

例えば、人通りの多い道路に面した土地の場合、

中庭を設けて採光・通風・プライバシーを確保する間取りがおすすめです。

逆に、自然に恵まれた土地の場合は、大きく窓を取り、景色を取り込むような間取りにするなど、

家族の要望と立地をふまえた間取りを考えることが大切です。

 

動線をチェックする

間取りを考える上で大切なのが生活動線となります。

まずは家族一人ひとりの一日の動きを想定してみてください。 

特に、家事に関わる動線は重要です。

例えば、朝は食事を作りながら洗濯機をまわし、子どもの支度をするといったように、

複数の家事を同時に進めることが多くなることが考えられます。

洗面・浴室・キッチンなど水まわりを近くに配置し、回遊できる間取りにすることで、

行ったり来たりする時間が削減できて、家事効率は格段にアップします!

 

収納や機能性も重要

実際に住んでみたら収納やコンセントが足りなくて困っている、というのもよくある間取りの後悔のひとつとなります。

必要な場所に必要な量の収納を確保し、家具に隠れてしまうと無駄になってしますので、

置く予定の家具・家電のサイズや位置、照明の位置などもあらかじめ計画しておくことが大切です。

それに応じて、必要なコンセントの位置や数も決まってくるはずです!

使用する器具が増えても困らないように、コンセントは多めに設けておくと良いですよ。

特にキッチン周辺は家電が多くなりがちなので注意しましょう。

使用する電化製品をリストアップして、必要な場所に十分なコンセントを用意することが重要です。

また、スイッチは動線に沿って設置するのが基本となります。

夜間の使いやすさにも考慮して位置を決めてくださいね。

高さは、床上110120cm程度の高さに設置するのが一般的となりますが、

子どもの安全や高齢者への配慮など、家族ごとにポイントは異なるため、

自分達にあった設置の仕方を考えることが大切です。

家族の成長にあわせて空間を仕切る場合は、コンセントやスイッチもそれぞれの空間に必要になるため、

今だけでなく将来のことも考えて計画しましょう!

配線の問題は意外と見落としがちですが、

毎日の暮らしやすさに直結する大事なポイントとなります。

しっかりと考えて快適な生活を送りましょう♪

 

30年先も住みやすい家に

家は長い年数を過ごす大事な場所です。

もちろん、ライフスタイルや家族構成も時とともに変化していきます。

だからこそ、間取りを考える際には、

今だけでなく、10年、20年後の暮らし方も想像してみることが大切です。 

子どもが成長した時や独立して家を出た後、自分達の老後や介護などを想定し、

将来的に必要になる空間や設備を考えるで、末永く住みやすい家になるはずです!