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2020.11.13
床暖房を導入するリフォームについて

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冬になると暖房器具を使う機会が増えてきます。

暖房器具にはエアコンをはじめ、石油ストーブ、ファンヒーター、電気カーペットなど、

様々ありますが、効率よく部屋全体を暖めたい場合には床暖房がおすすめです!

今回は、リフォームで床暖房を導入する際のポイントやメリット・デメリットについてご紹介します。

リフォームで床暖房を導入して、冬でも暖かく快適に過ごしてみてはいかがでしょうか。

床暖房の種類について

床暖房には大きく分けて2種類あります!

 

電気式

電熱線によって熱を発するシートを床下に設置することで床を暖めるタイプの床暖房となります。

シートの厚さが1mm以下となるため、導入後に床が高くなるなどの心配はありません!

しかし、このタイプの床暖房は使用できる範囲が狭く、また使用時間が短時間を想定されているため、

リビングなど面積が広い部屋の場合、床全体を暖めることが難しくなります。

そのため、比較的面積の狭い部屋の床への導入が適しています!

工事費用は温水式に比べると安価ですが、電気代が高くなる点がデメリットと言えます。

ただし、部屋の一部分に設置する場合や短時間の使用頻度を予定している場合は

電気式の方がコストがかからずに済むでしょう!

 

温水式

別の場所に設置されたボイラーで沸かした温水を床下で循環させて床を暖めるタイプの床暖房となります。

広い面積のリビングに床暖房を設置する場合は、温水タイプがおすすめとなります!

最近では、フローリングと配管が一体化した商品も販売されているので施工業者に相談してみると良いでしょう。

工事費用は、温水を作るのに必要な熱源機のコストとこれを床に接続するための配管工事などがあるため、

費用がかさみますが、光熱費は電気式に比べて安く済むでしょう!

長時間の利用や家全体を暖めたい場合に適しています。

 

リフォームで導入する際のポイント

リフォームで床暖房を導入する際に押さえておきたいポイントについてご紹介します。

 

床材の種類をしっかり確認する

床暖房は導入すればどのような床でも効率よく暖かくなるわけではありません!

むしろ耐熱性のない床材を使うことで、熱によって反ってしまったり割れてしまったりする危険があるのです。

床暖房を導入する場合は、耐熱性のある床暖房向けの床材を使用するようにしましょう!

 

床暖房は局所的に設置する

一般的に、床暖房は部屋全体に設置せず、床面積の70%ほどが適切と言われています!

ソファやテレビ台など、家具を置く予定の場所には設置しないなど、

どこに床暖房を設置するか、リフォーム前にしっかり計画するようにすることが大切です。

 

床暖房のメリット・デメリット

メリット

体にやさしく適温をキープすることが可能
床から伝わる熱のおかげで、足元が暖かいという理想の環境をつくることが可能です。また、熱が壁や天井に反射するため、部屋全体を暖める働きも期待できますよ。

また、エアコンなどの暖房器具を使うと肌が乾燥するという悩みを抱えている方にも床暖房はおすすめとなります。エアコンは温風によって肌の水分が失われてしまうため、湿度を保ちながら部屋を暖められる床暖房は乾燥を防いでくれます!さらに、火が燃え移ることはないため、安心して使用できます。空気が汚れる心配もありません!

 

・部屋の中がスッキリする
床暖房にリフォームして、ストーブやファンヒーターを使わなくなると部屋の中がスッキリするというメリットもあります!邪魔だったコードに悩まされることもなく、スペースを有効に使えますよ。

また、暖房器具特有の音も出ないため、静かな環境づくりにも最適となります。さらに、耐用性にもすぐれており、暖房器具よりも長く使用できる可能性が高くなります。

 

デメリット

・暖まるまでに時間がかかる
床暖房のデメリットは、ほかの暖房器具に比べると暖めるまでに時間がかかることです。床暖房が立ち上がるまでに、だいたい1時間程かかる場合が多いです。しかし、タイマーをセットすることで、使用したい時間に暖めておくことが可能となります。