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2021.10.22
新築一戸建て住宅向けとなるペットと共に暮らすための対策
現在、ペットを飼育している家庭も増えています。
賃貸物件でもペット可という物件もありますが、夢のマイホームを建てるのなら、家族同然に可愛がるペットとの暮らしも考えるでしょう。
新築で注文住宅を建てるのなら、それなりの対策が必要になります。
家族とペットが快適に暮らせる新築一戸建てを考えてみましょう。
工夫を凝らす
ペットの種類は、犬あるいは猫であるなら、室内で飼育するのではないでしょうか。
新築でもあっという間に汚れたり、傷ついてしまっては悲しくなるはずです。
新築一戸建ての対策としては、壁、床などに工夫を施すことがポイントになります。
例えば、犬や猫には鋭い爪もあります。
新築となるなら傷対策が必要になります。
傷がつきやすいのは、床でしょう。
床材には傷に強く滑りにくい機能性の材料もあります。
傷つきにくいように、フロアコーティングを施すのも良いでしょう。
ワックスの種類によっては強固な素材で、傷つきにくいものもありますし、滑りにくい床材ならば、ペットも高齢者のご家族も、小さなお子さんも関節に負担がかかりません。
また、コルク材、クッション材、カーペットなどを敷くだけでも足元に負担がかかりにくくなります。
さらに床のみならず、猫の場合には爪とぎを壁で行う場合もあり、壁紙も傷に強いものを選びましょう。
もちろん、新築だから費用も心配になるでしょうから、猫の背丈ぐらいまでの位置のみ、機能性の高い壁紙を選ぶようにすると負担も軽減できます。
壁紙を上下で違う色柄で貼り合わせるだけでインテリアとしてもオシャレに魅せることさえ可能です。
臭いや騒音対策
また、新築というだけにやはり生活臭は気になるでしょう。
それにも対策が必要になります。
もちろん、ペットと一緒に住むため、ペットのトイレの臭いも気になります。
もちろん、人だって、タバコを吸うのならタバコ臭もありますし、カビ臭や料理をするなら油の臭いや生ゴミの臭いもあるでしょう。
もちろん、それにも機能性のある壁紙や壁材を取り入れることができます。
また、ペットのトイレの設置場所だけは掃除や手入れをしやすいようにタイル張りにするのも適しています。
タイルなら水洗いもできますから、衛生的です。
費用をかけることができるのなら、換気システムを導入するのも一法です。
タバコもできる限りは外で吸ってもらったり、換気扇のあるキッチンで吸ってもらいましょう。
料理による臭いも機能性の高い換気扇を採用したり、生ゴミ処理機などを取り入れるのも一法です。
また、騒音対策も必要になるでしょう。
犬の場合には鳴き声も響きますから、ご近所さんにもご迷惑になることもあります。
もちろん、ペットだけでなく、お子さんの習い事ではピアノなども騒音になったり、兄弟姉妹がいるのなら、ドタバタ走りまわる足音やはしゃぎ声も近隣トラブルに繋がってしまうこともあるので、高気密・高断熱の新築というのも考えてみましょう。
室内からの音を外に漏らさない、外からの音を室内に通しにくい、そうした機能性があります。
もちろん、防音性のあるカーテンや二重の窓なども対策のひとつになります。
ペットに最適
新築だから、ペットに最適な造りも考えてみましょう。
例えば、室内を自由に行き来できるように、壁やドアにペット用のドアをつけてあげましょう。
ドアを閉めたままでもペットだけは自由に出入りができます。
また、散歩に行ってから帰宅した際、玄関や勝手口に足洗い場を設けておきましょう。
お風呂場まで直行する手間いらずです。
今回は、新築一戸建て住宅向けとなるペットと共に暮らすための対策についてご紹介しました。
このようにペットと暮らすためには、家族も快適であることがポイントで、そうした住まいづくりを取り入れましょう。