BLOG ブログ
2022.04.08
新築住宅だからこそ夢のビルトインガレージにしてみましょう
住宅の一部に愛車のガレージを組み込み、シャッターなどを設置したビルインガレージは車愛好家にとっては憧れの建築物なのではないでしょうか。
日本でビルトインガレージが増えた理由には日本の土地が狭いということからでしょう。
限られた敷地をいかに有効に活用しようかということからです。
アメリカなど広い土地がある地域ではガレージは居住空間とは別棟で建てるスタイルが一般的になっています。
車愛好家にとってビルトインガレージは家に居ながら愛車を眺めることができるなど愛車の楽しみ方のひとつとされています。
ビルトインガレージを選択することでのメリット
新築住宅を建てる時にビルトインガレージを検討される方も多いのではないでしょうか。
新築住宅には建物設計の自由度があるため自分の趣味や好みをしっかりと反映することができますよね。
では、ビルトインガレージは車愛好家だけに求められる設計なのでしょうか。
新築住宅にビルトインガレージを導入することで、いくつかのメリットがあるのではないでしょうか。
ビルトインガレージはその名の通り、居住空間の一部に車庫をプラスするため車庫を別途用意する必要がありません。
敷地面積が限られている場合、住居とは別に車庫を考えなくてよいという点は非常にポイントが高いですね。
ガレージは容積率の緩和を受けられることから都心部などの容積率の厳しい地域にとっては想定以上に家を広くできる可能性があります。
新築住宅にビルトインガレージを導入することでのメリットには雨天時には濡れることなく車への乗降ができること。
戸建て住宅の場合、敷地内にあるガレージでも外にあると濡れてしまいますよね。
この点は、非常に嬉しいことでしょう。
ビルトインガレージを選択することでのデメリット
新築住宅にビルトインガレージを導入した時のデメリットはあるのでしょうか。
ビルトインガレージは当然のことながら1階に設計されます。
そのため、居住空間の一部がガレージとなってしまうことから居住空間が減ってしまいます。
1階がビルトインガレージになってしまうため、その分の居住空間は2階以上に充てることになります。
この場合、建物が2階、3階建てとなり階段の昇降が必要となります。
若い間には何も感じないことでしょうが、年齢を重ねるごとに階段での移動が苦になる可能性もありますね。
老後を考えると若干心配されるかもしれません。
しかし、2階にリビングを設計することは眺めの面や採光においてはメリットがあると言えるのではないでしょうか。
また、ビルトインガレージを趣味の部屋や書斎などのスペースにすることにより空間を有効に活用できるのではないでしょうか。
新築住宅でビルトインガレージを検討する理由として土地の面積などが理由となる場合が多いようです。
しかし、新築住宅の場合、自由に空間を設計できるため多目的に使用できる可能性もあるのではないでしょうか。
ビルトインガレージでの気になることについて
ビルトインガレージは音に対する注意も必要です。
車などの車種にもよりますが、エンジン音がうるさい場合もあります。
このことから、エンジン音が居住空間に響かないような対策がとても重要になります。
ビルトインガレージにすることでメリットもデメリットもあります。
新築住宅の場合は、予めこれらの点にも対応することができるでしょう。
音の点ではシャッターの開閉音も気になりますね。
近年、シャッターなどの静音設計なども進んでいるためシャッターの種類や性能など適したものを選択することが重要です。
また、新築の場合、間取りなどに配慮することで、ある程度は音問題も気にする必要がななくなるでしょう。
新築住宅を建てる時、敷地問題や愛車を身近で感じたいなど、さまざまな理由によってビルトインガレージが採用されています。
ビルトインガレージにすることで得られる便利さやメリット、デメリットがあります。
しかし、新築住宅の設計時に間取りなどを配慮することによって快適な暮らしにつながるでしょう。