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2023.05.19
床の黄金比率について考えてみよう!新築内装デザイン

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新築住宅の内装に悩む方も少なくありません。寝室に子ども部屋、キッチンやトイレなどの間取りだけでは殺風景になります。

内装デザインを意識して、建具やインテリア家具を配置、内装工事がスムーズに進んだものの、「あれ?狭く感じる」「暗く見える」などの失敗談も多数耳にします。

これは、普段意識することが少ない「床」の色を考えなかったために起こる失敗談です。実は、部屋の雰囲気や住み心地に大きく影響を与えています。

また、床の色は内装デザインそのものを左右すると言われているくらい難易度が高いものです。
今回は、新築住宅を建てる際の床の色選びについて、ポイントをご紹介します。

フローリングについて
現在、新築住宅の床は木質系となるフローリング張りが主流となっています。フローリングと一口にいっても、「ホワイト・ナチュラル・ダーク」の3系統があります。 

ホワイト
部屋全体が広く見えたり、部屋が明るく清潔感があるように見えます。
ナチュラル
自然な木の色に近く、柔らかい雰囲気が出ます。色選びで失敗したくない方におすすめで、インテリアも自由に選べる色味です。
ダーク
シックで高級感のある部屋に仕上がり、落ち着いた雰囲気を演出できます。 

新築内装デザインのポイント
一般に内装デザインでは、床から天井というように下から順番に色変化が出るほうが良いと言われています。下から薄くなっていくコントラストにすると開放感が生まれ、広く見えると言われています。 

ですが、床をホワイトにした場合、床がすでに薄い色です。壁・天井の色の選択肢が狭くなります。ホワイトの床に合わせる壁・天井の色は注意して選びましょう。

なお、先にご紹介した床の色についてどのようなメリットやデメリットを持ち、部屋にどのような印象を与えるのか、ひとつずつ確認しながら進めることで、極力失敗も少なくなります。そのため、提案力のある施工会社と一緒に内装づくりは行うと良いでしょう。

新築内装の色選び
施工会社とフローリングの色の特徴を押さえたところで、ここからは床の色を考える際につかんでおきたいポイントをご紹介します。

事前に合わせる壁や家具などの色を考える
床と同様に、家具やドアなどの建具、壁などの色は空間をつくるために重要です。そのため、自分たちが選んだ床の色に合わせて、家具の色を決めることで部屋のトータルコーディネートが行いやすくなります。

あるいは、新築内装を考えるより先に、好みの家具を見つけているなら、その家具の色に合わせて床の色を決めるのも良いでしょう。

例えば、床も壁も同じホワイト系で合わせたリビングなら、ナチュラルブラウンのドア、テーブルで統一し、木のあたたかみを感じる雰囲気を強調。観葉植物のグリーンを差し色にしてバランスを整えてみても良いでしょう。

全体的に、広々とした開放的なリビングになり、また、居心地良くなります。

といった内容まで完成イメージをつかんでおくと、床の色選びもスムーズです。

新築内装デザインの法則
新築内装デザインには法則があります。

*ベースカラー70%(床)
*サブカラー25%(家具)
*アクセントカラー5%(小物)

この比率に近くなるように床〜天井をはじめ、ドアやテーブル、ソファなどの建具や家具、小物を配置するとバランスの取れたキレイな配色になります。

使いたいと感じた色をこの法則に組み合わせていくことが、悩ったり迷んだりする時間を短くする最短ルートです。

いかがでしたか。黄金率を確認しながら、実績豊富な施工会社と一緒になって新築内装デザインを仕上げてみてください。現在は、シミュレーションできるシステムもあるので、そうそう大きな失敗はしませんよ。